古民家再生・町屋改修

■趣を残しつつ、現代の生活スタイルに合わせた空間へ

京都の町並みに、今なお数多く残る“古民家”や“町屋”。
木の格子戸や土間、大きな梁のある吹き抜けなど、昔ながらの情緒あふれる美しさがそこにはあります。

けれどもその伝統的なつくりゆえに、現代の生活様式では暮らしづらい、といった難点も。

当社では、そのような問題を解決するべく、レトロな風合いを最大限に活かしながらも、機能的で住み心地のいい空間につくりかえるリノベーションを実施しています。
愛着あるお住まいを次世代に引き継ぎ、長く暮らし続けていただくためにも、古民家・町屋の特徴を押さえた改修を行います。


■たとえばこんなお悩みに応えます

● 間取りが使いにくい
特に伝統的な古民家は、ふすまで仕切られた田の字型の和室があることが多く、「壁面が少ないので、家具の配置に困る」、「プライベートな時間を満喫できない」といったお声もよく耳にします。
一部をLDKにしたり、ふすまで仕切られているところを壁にするなど、現代的で使いやすい間取りに変更します。

● 部屋が寒い
昔ながらの日本家屋は、高温多湿という夏の気候に合わせてつくられています。
そのため風通しが良く、断熱効果が低いため、家の中でも冬はかなり寒く感じられることでしょう。
すきま風を減らすために、サイディングの外壁に張り替えたり、断熱材を充填するなど、冬も暖かく過ごせる工夫を施します。

● 水回りが使いにくい
台所の動線が悪かったり、お風呂場がタイル張りで寒かったりと、古民家は水回りがかなり不便。
最新の設備を取り入れたり、老朽化した配管や床材を取り替えることで、安心・便利な水回りをつくります。
改修の際は、木目調のシステムキッチンを選んだり、自然素材を取り入れることで、できるだけ本来の風合いを壊さないよう配慮します。

● 耐震面が不安
築年数が長い古民家は、老朽化にともなって柱が沈下するなど、傾きが生じているケースが多々あります。
また構造上、耐力壁が少ないので、地震に強いつくりを実現することも、大切なポイント。
歪み補正や耐力壁の追加など、全体のバランスを見ながら耐震性能を上げていきます。


◎ここがポイント!福山工務店の施工の強み
その1:信頼できる、大工の“自社施工”
ご依頼いただいた施工は、下請けではなく、自社の大工職人が手掛けます。
現場をよく知る職人がご相談からお伺いすることで、大工の技やアイディアを活かしたリフォームを提案しています。

その2:木を使ったリフォームが得意
無垢材など、自然素材を使った温かみあるリフォームを得意としています。
1本1本の木の性質を見極め、適材適所の配置をすることで、耐久性の高いつくりを実現します。

その3:小さなことまで、お客様目線
本当にご満足のいくリフォームにするために、ご要望をじっくりお聞きし、一つひとつお客様目線で工事を進めています。
工事後のアフターフォローにも、しっかりとお応え。小さなお悩みからお気軽に相談いただける、町の工務店です。


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